2005年6月28日(火)〜6月30日(木)
Minh Tran Garden in Paintings
ミントラン社では、設立当時から刺繍や縫製・コサージュなどの伝統工芸の手法を取り入れた制作・ガーデニングなどを通して、手仕事の感性を大切にすることを心がけてまいりました。 現在ハイテク事業に従事するにあたっても、ものづくりの精神を怠ることなく、緻密さとおおらかさ、正確さと柔軟さを相互に取り入れながら、今後もハイテク事業と伝統工芸事業を両立させていく所存です。

今年、ミントラン社創立15周年の節目にあたり、私の長年の友人である跡部裕子氏(画家・デザイナー)を招き、花々をモチーフにした氏の作品展を開催することになりました。 優しい目で自然を描き続ける氏の作品に触れ、日越の手仕事に対する思いや表現の仕方などを語り合い、文化交流の一端を担えればと、ここにご案内申し上げます。
ミントラン社 代表取締役 グエン・トリ・ユン
和紙にアクリル画 「花たち」- Flowers - Hoa vao hoa

展示会 Photo Gallery
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この度は、ミントラン社を通じて私の作品を皆さんに紹介する機会を頂き、大変感謝しております。

 私は、父の仕事の関係で、7歳から10歳(1972〜75年)の頃サイゴンで過ごしました。決して長い期間ではありませんでしたが、その間に感じた様々なことは、私の心に大きく刻まれました。
 絵を描く時に私は、多くの色彩で表現するのが好きです。
そして、やさしい風合いの素材(和紙や布)を使って表現するのが特徴です。
それらは、ベトナムで感じた雰囲気、のどかで美しい色彩の風景、木々や花の記憶がもとになっているのではないかと思います。
 私は、絵をフレームの中に入れる作品としてだけでなく、洋服やインテリア小物などの上に描き、日常の生活の中で楽しめるものとして提案しています。
 一人でも多くの皆様に楽しんで頂き、又ご感想を聞かせてもらえたら、うれしく思います。

                    2005年 6月 跡部裕子